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〜これで川なのか!ごみ焼却とダイオキシン対策〜

2002年度ダイキオシン問題連続学習講座第8回(最終回) 問題提起とフリ−トーク
 
 
 
 


◆問題点の整理◆
2002年度ダイオキシン問題連続講座の最終回(第8回)が3月20日(木)午後6時半から池袋エポック10で開かれました。最終回なのでこれまでの連続講座の問題点の整理と会場からの討論を中心に進められました。提起者は焼却炉解体問題を西田隆重さん、焼却問題全体を藤原寿和さん、そして新技術問題について大久保貞利が行い、その後質疑と討論となりました。

◆焼却炉解体の問題点はこんなにある◆
はじめに西田さん。焼却炉解体問題は大阪府能勢町の豊能美化センターの解体作業で作業員がダイオキシンの高濃度汚染に曝されたことがきっかけで浮上しました。この間題は関係者が実態を表にしないので間題点が明らかになりにくいのでなによりも情報公開の確立が重要です。そして市民監視ができるようなシステムをつくるよう関係機関に要請することが必要です。また作業員の血液中のダイオキシン濃度測定など健診の義務付けも確立しなければいけません。
一般廃棄物焼却施設は4年間で509施設が廃止しそのうち「解体済み、解体中」は47。今後きちんと解体するとなると数十億円がかかることから考えるとよけいに問題点を外に出さないベクトルが生じてくることは容易に推察されます。産業廃棄物焼却施設は廃止が1.358施設で、こちらは大変多い。しかしケアはほとんどなされず放置状態のままが実態です。今後の同題としては学校焼却炉と家庭焼却炉の解体問題と解体廃棄物の処理問題および跡地の土壌汚染問題が重要です。

◆ごみ焼却炉の歴史的沿革◆
藤原さんからははじめにごみ焼却の歴史的沿革が話されました。ごみ焼却は1960年代から硫黄酸化物や塩化水素等も汚染問題が惹起していましたが、ダイオキシン問題としては1983年の立川ショックがきっかけでした。近年では1997年の厚生省の「ごみ処理の広域化計画化」が問題の元凶として存在しています。
ごみ焼却の問題点は・環境汚染・地球温暖化・資源問題・財政問題・談合問題・循環型社会形成に逆行といったことが挙げられます。
そして焼却炉周辺での健康被害問題がほとんど取り組まれていないことと「脱焼却」という明確な方向性をもって取り組むことがなにより求められています。

◆馬脚表すごみ処理新技術◆
 大久保からは、厚生省のごみ処理広域化の方針下で出てきたガス化溶融炉・RDF・スーパーストーカ炉・エコセメントといった「新技術」はいまだ確立された技術でないにもかかわらず導入された「見切りの技術」であることを指摘しました。そして日本で「夢の技術」と宜伝されていた時に、すでにガス化溶融炉はヨーロッパで事故等のトラブルが発生していたし、現在では日本で導入されたガス化溶融炉でも早くも事故がいくつも起きていることをていねいに検証していくことがいま重要ではないかと主張しました。

◆大きな戦略と日の前の課題とのギャップ◆
フリー討論では大田区のスーパーエコタウン構想に取り組んでいる住民の報告など時間が足りない位、質問が多く出ました。さいごに、「大きな脱焼却の展望を語るのもいいが、現実に私たちの生活の中から出てく多プラスチック廃棄物をどう処理したらいいかという問題がある。一般的な脱焼却論では解決にならない、焼却や溶融といった問題に住民としてもなんらかのコミットが必要」という意見がなされ、大きな戦略と目の前の課題処理とのギャップという悩みが提起されました。
しかし関東ネットワーークとしては、「脱焼却・脱埋立」といった戦略や方針がないところで地域にすべての解決を求められている構造に問題がある、と考えています。

       

 
 
 
     
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